市場機会

イノベーションを活用して、持続可能なソリューションから価値を創造する

+ サーキュラー原料を使用した「トワロン®」がタイヤ業界の国際的な賞を受賞
+ Sustainable Optical Fiber and Cable Industry Alliance(SOFIA)の立ち上げ
+ 「トワロン®」を使用した複合材料のリサイクルの取り組み
+ 洋上風力発電の実現に向けた取り組み

市場機会 > サーキュラー原料を使用した「トワロン®」がタイヤ業界の国際的な賞を受賞

サーキュラー原料を使用した「トワロン®」がタイヤ業界の国際的な賞を受賞

昨年、当社はタイヤ業界における国際的な展示会「Tire Technology Expo 2024」内で開催された「Tire Technology International Awards for Innovation and Excellence」において、25名を超えるタイヤ業界の専門家の投票により、「Materials Innovation of the Year」を受賞しました。当社のサーキュラー原料を使用した「トワロン®」の開発における取り組みが評価されたものです。

Hendrik de Zeeuw

テイジン・アラミド社 CCO(チーフ・コマーシャル・オフィサー)

「当社は、カーボンフットプリントの削減だけでなく、製品が寿命を迎えた後の再利用にまで責任を負っていると考えています。我々は、気候変動対策への貢献にとどまらず、地球上の資源を思慮深く利用・再利用することを目指しています。」

当社のフィジカルリサイクルは、確かな性能を維持しながら材料に付加価値をもたらすことが可能です。バリューチェーン全体のパートナーとの緊密な協力により、実現することができました。


持続可能性の高いタイヤ設計に貢献

サーキュラー原料を使用した「トワロン®」をタイヤの設計に組み込むことで、性能を損なうことなく、素材の消費量を削減し、持続可能性の向上に貢献することができます。キャッププライ、ベルト、カーカスなどに「トワロン®」を使うことでタイヤを軽量化でき、車1台につき1kmあたり最大2グラムのCO2排出量を削減することができます。このように当社は、持続可能なモビリティにむけた自動車業界の取り組みを支援しています。 当社の取り組みが歓迎される一方で、自動車市場は常に変化を続けています。持続可能の高い新製品が商業的にも大きな成果をだせるよう、パートナーと更に緊密な関係を築いていきます。

「私たちは、お客様やパートナーと緊密に協力しながら、当社のより持続可能な材料が環境的にも経済的にも価値を提供できる機会と方法を模索しています。目標は、長期的に持続可能でかつ利益を出すことのできるソリューションを見つけることです。」

Henrico Derks, テイジン・アラミド社 サステナビリティ担当ディレクター

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市場機会 > ​​​Sustainable Optical Fiber and Cable Industry Allianceの立ち上げ

Sustainable Optical Fiber and Cable Industry Allianceの立ち上げ

Borealis社、Covestro社、Heraeus社、Nextrom社およびUmicore社とともに、Sustainable Optical Fiber and Cable Industry Alliance(SOFIA:持続可能な光ファイバー&ケーブル業界アライアンス)を立ち上げました。このアライアンスにより、光ファイバーとケーブル業界の持続可能性を高めることを目指しています。

「SOFIAは、より大規模な協力、より明確なコミュニケーション、そして共有できる手法の開発を奨励することで、この業界における責任ある転換を支援します。」

Enrique Mendez

テイジン・アラミド社 グローバルマーケットマネージャー

SOFIA’s key objectives and focus areas include:

透明性と共通理解の構築

光ファイバーとケーブルの持続可能性に関して、一貫した情報と共通の見解が欠けていることが業界の課題となっていました。SOFIAは、オープンな対話を促し明確な基準の設定を推進することで、業界における共通言語を設定することを目指しています。

バリューチェーン全体における連携強化

SOFIAは、持続可能性への取り組みに関するコミュニケーションを、分かりやすく、透明性の高いものに改善し、ステークホルダーが進捗状況と今後の展開をよく理解できるようにします。

標準化された評価方法の確立

業界共通の一貫した炭素含有量の定義がありませんでした。SOFIAは、信頼性の高い比較データと、それに基づいた意思決定を助ける、評価基準の標準化に取り組んでいます。

着実な移行を支援

SOFIAは、より持続可能な製品への移行を可能にする実践的な方法を提唱しています。

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市場機会 > 「トワロン®」を使用した複合材料のリサイクル

「トワロン®」を使用した複合材料のリサイクル

Mallinda社とともに、アラミド複合材料のリサイクル実現に向けた一歩を踏み出しました。この共同取組により、「トワロン®」で作った生地を、再利用に適した状態の樹脂とともに、再使用可能な状態で回収する実証実験に成功しました。


解重合による複合材料のリサイクル

解重合プロセスにより有望な結果を確認しています。複合材料を解重合することで、アラミド繊維と樹脂の両方を回収することができます。試験における樹脂除去率は92%から95%で、さらなる改善も可能と見込んでいます。

「まるで複雑なパズルを組み上げていくかのように、当社とテイジン・アラミド社の技術と複合材料の知見を融合させ、実現することができました。我々のコラボレーションは、材料科学における循環型ソリューションの推進に向け協力することの重要性を強調しています。」

Philip Taynton Mallinda社 CEO

初期段階では、アラミド繊維と樹脂マトリックスの回収と再利用に適した樹脂を選定することに取り組みました。従来、アラミド複合材料からアラミドとマトリックスを再利用できる、商業的に可能性のある技術は存在しませんでした。検討を進めた結果、Mallinda社のVitrimax樹脂系により、使用済みの製品をクリーンに分離して再利用できることが判明しました。この成果により、アラミド複合材料の完全な循環型ソリューションの実現に向けた一歩を踏み出すことができました。


寿命を迎えたアラミド複合材料の課題解決に向けた取り組み

アラミド複合材料は耐久性に優れていますが、熱硬化性樹脂はリサイクルしづらいという欠点があります。そのため、使用済み製品の多くは、焼却か埋め立てにより処分されています。今回、アーネムにある研究開発センター(RIC)が共同開発した技術は、利用価値のある素材を回収し、廃棄物を削減する手段を提供することができます。

Walter Nijhuis

テイジン・アラミド社 シニアR&Dサイエンティスト

「使用済みの複合材料からアラミド繊維と樹脂を回収する実証実験に成功したことは、完全循環型のアラミド製品という、当社の長期目標に向けた大きな一歩です。」


材料の循環利用を支援する

開発チームは現在、Vitrimax樹脂の仕様を最適化し、循環利用が可能なアラミド複合材料の品質向上に取り組んでいます。長期的には、環境と経済の両方にメリットをもたらす循環型アプローチの支援を目指しています。これが実現すれば、製品交換頻度の削減や、部品寿命の延長に貢献できると考えています。

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市場機会 > 洋上風力発電の実現に向けた取り組み

洋上風力発電の実現に向けた取り組み

2023年、テイジン・アラミド社とFibreMax社は、オランダのJust Transition Fund (JTF)から浮体式風力発電推進のために、400万ユーロの助成金を受けました。この助成金を活用し、強固な海底アンカーシステムを必要とする浮体式風車を使った洋上風力発電の推進に取り組んでいます。その一環として、循環型の合成繊維から作られた係留索を開発しています。この係留索は一般的なスチールケーブルよりも軽量かつ耐久性が高く、持続可能性の高い洋上風力発電の実現に貢献することができます。

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目次

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