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PFAS規制への取り組み

当社は、欧州の新たな法律に沿って、PFASフリー代替製品への転換を進めています。PFASは、ペルフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物の総称で、1,000種類を超える合成化学物質が含まれます。熱や水、油への耐性が高いという特性をもつため、さまざまな産業や消費者向けの製品に使用されていますが、分解されにくく、残留しやすいことから、環境および人の健康への影響が懸念されています。

当社ではPFASを一部の製品や、生産施設内の機器で部分的に使用しています。生産設備では、過酷な条件下における耐薬品性と安定性を確保するため、フッ素樹脂など特定のPFASが使用されています。たとえば酸や溶剤への耐性を求められるシーリングリングなど、重要なパーツに使用されています。

2023年、すべての生産拠点と製品について、PFAS使用量の調査を実施しました。その結果をもとに、PFAS使用の段階的廃止計画を策定し、将来の全面的廃止の準備ができるようにしました。最新の欧州連合(EU)のスケジュールによると、新たなPFASは2027年から制限され、用途によっては2039年までに完全に禁止される可能性があります。特に生産工程において安全な代替品への切り替えに向けた明確な道筋を作るには、業界全体で協力することが必要となるでしょう。

実際に使用できる代替品が存在する場合は、PFASからの段階的移行を進めています。たとえば、PFASフリーコーティングの承認手続きが進んでいる製品ラインもあります。まだ代替品が見つかっていない製品についても検討を継続し、安全性と品質が確認され次第、規制に準拠して代替品へ移行する計画です。

PFASの使用量削減は業界全体で取り組むべき課題です。当社は、European Chemical Industry Council (CEFIC:欧州化学工業連盟)が主催するアンケートや技術研究など、業界全体のイニシアチブに積極的に参加しています。こうしたさまざまな取り組みにより、安全性・品質・信頼性を損なうことなく、実用的な代替品の開発を加速していきます。

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コンプライアンス > エネルギー効率指令(EED)への取り組み

欧州エネルギー効率指令(EED)への取り組み

2024年12月に、2回目のEED監査を完了し、2025年から2028年の結果をオランダ企業庁(RVO)に提出しました。 EED監査では、建物、設備、工業プロセスおよび輸送におけるエネルギーフローについてまとめた情報を提出し、改善の余地がある分野を明らかにし、改善の効果の見積もりを実施します。

EEDでは、4年ごとにエネルギー効率監査を実施することを大企業に求めています。この監査は、エネルギー消費に対する意識を高めることと、効率を改善して環境への影響を減らす機会を特定することを目的としています。

監査の対象は、帝人グループのオランダ6拠点でした。各拠点は個別に監査されますが、多くの生産拠点の生産工程は互いに関連しており、全体で1つのチェーンになっています。レポートでは、Delfzijl(デルフザイル)、Emmen(エメン)およびArnhem(アーネム)の生産拠点、そしてArnhem(アーネム)の研究開発センター(RIC)およびテイジンホールディングスヨーロッパの本社とオフィスにおける費用対効果の高い省エネの機会について報告しています。 カーボンフットプリントを削減するため、全生産拠点の総電力消費量に応じた、太陽光発電・風力発電の産地証明付き電力を購入しました。2024年は、熱消費量の23%が再生可能エネルギーを利用したものでした。今後も、この割合を増やすことを優先して取り組んでいきます。

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